ウオークインクローゼットといえば棚板とポールと仕切り板の組み合わせが多いが、引き出しがあると大変便利になる。その引き出しも仕切り板が数枚あると、下着や靴下の分類が簡単にできて使い易く見栄えも良くなる。そして通常引き出しの前板は隙間が無いようにぴったりの寸法で作るのだが、5センチ程高さを低くして隙間を開けるとものすごく使いやすい。しかも雰囲気も良い。

これは何年か前ウオークインクローゼットを設計製作した時に、アメリカドラマ“sex and the city”のラグジュアリークローゼットを参考にした時に気づいたデザイン。

本来ならばモールディングを沢山施し装飾的に仕上げるのだが、シンプルなモノを希望されたため、比較的あっさりとしたデザイン。中にモノが入るとグッと雰囲気は出るけどね。このクローゼットの対面にも同じような収納があるので、実際に見ると服屋さんにいるみたいな気分になってテンションが上がる。