一年に一度は海外へを目標にして、今年はオーストラリアまで。
シドニーに到着してホテルまでタクシーで移動。そんなに距離を走って無いのに渋滞にハマってしまい1万円と言う先制パンチを喰らい萎えてしまう。
外食も2千円〜なのでスーパーマーケットで肉とワインを買い、そこら辺に自生しているローズマリーをちぎって持参したバーナーと鍋でホテルのテラスで奥さんとご飯な毎日。(1日3千円もあれば2人の食費は十分にある)
オーストラリアのマトン、脂がのっててめちゃくちゃ美味いし日本よりも安い。(1キロ買っても1,000円でお釣りがくる)朝晩は自炊してお昼はバナナを買ったり、パンとハムを持参したりでそんな節約旅も楽しい。
主だった観光名所を訪れ、今回のメインの古物屋さん巡りをする。ミッドセンチュリーな家具やフランスで作られた200年モノの家具、色々なモノを間近で見て触って、オーナーに説明も聞かせてもらう。
そうそう、シドニーは移民が多いので大抵の移民は英語が苦手、そう言う街だから私の下手な英語にもみんな寛容に接してくれる。そしてちゃんとした大人のモラルがあるので皆さん凄く大らかで親しみやすい。
現地の移動もクレジットカード一枚あれば、フェリー、バス、電車、トラムと何でも乗れて超便利。そして私の場合1日最低15キロは歩いて移動する。と言うか、歩いて街並みをしっかり見ないと勿体無い気がする。
シドニーの街を歩くと歴史ある教会や建物が綺麗に保たれ使われている。メインのエリザベスストリートを歩くと、まるでヨーロッパにいるのではと錯覚してしまう程。そして美術館や博物館、植物園のほとんどが無料で入れるし、監視員もほとんどいないのでゆっくりと間近で鑑賞できる。
私は美術館や博物館の設えや展示の仕方に興味があり、シドニーでの鑑賞はとても参考になった。取り分けヘリンボーンと言うイワシの骨を真似た床の貼り方、それをベースにこう言う貼り方があるなんてと目から鱗だった。
10年前にカンボジアに行った時からずっと海外と言う世界観に魅力され続けてる。と言うか子供の頃から憧れていたんだ。