この前紹介した食器棚を納品したお客さんから飾り棚の注文。リピートで注文をもらえるとかなり嬉しい。リビングの空いたスペースに棚が欲しい。具体的な要望はなくお任せの注文。それならばと気合いを入れてデザイン。飾り棚は魅せると隠すを上手く使うのがポイント。腰下は隠すと言う意味合いのストック。腰上は魅せる事を意識して上部に照明を取り付け、光を下まで落とすためにガラスの棚板を三段。それを魅せる為に木枠を作ってガラスを入れてガラス扉制作。木部の細部のディティールもトリミングして退屈さを一切出さない。腰下の扉や引き出しもカマチ組みしたものに鏡板を落とし込み、トリミングした木枠で押さえる。もう何を言ってるのか理解できないと思いますが、とにかく手が込んでます。(見たら手が込んでるのがわかるけど)
引き出しいは専用トレーを各々2つ製作。通帳が入る寸法にしてあるので、通帳、ハンコ、朱肉、クレジットカードなどを納めるのにぴったり。トレーを外せば大きなフリースペースがあるので、取説や保険証券などを入れる。と、どう使うかをこちらが真剣に考えて作り込んでいる。
照明のスイッチは地元「FUTAGAMI」のトグルスイッチを使用。この見た目もカッコ良いし操作感も最高に良くて私も自宅やアトリエで使っている。そしておまけに2口コンセントも取り付け。携帯電話など充電するのにすごく便利だろうな。本当、素敵な飾り棚になった。






