12畳ある子供部屋の真ん中に収納壁を作り、2つの素敵な子供部屋にしました。

収納の寸法は、幅380センチ 高さ 240センチ 奥行き 65センチ、とても大きな収納です。お客様のご要望は、コートやシャツ、下着などの衣服を収納するスペースや、本を沢山入れられるスペース、将来的にモノが増えるので予備収納スペース、趣味のモノを飾る飾り棚スペースなどなど。これら全てのご要望をカバーするご提案ができました。

オーダー家具を注文する上でよくありがちなのは、外側の寸法を決めて 内部の収納部分をどう使うか?まで話が出来ていない事が多々あります。そう言った場合は、中の収納部分は沢山ありますが、仕切りや棚板が少ないので、結果的にごちゃごちゃしてしまい、使いづらい収納になってしまいます。

私達がご提案する際は、先ず自分が収納を使う場合はどう使うか? を考えます。中の仕切りや棚板は、収納するモノのサイズに合わせて設置してあります。右上の収納はコートやシャツ。右下の引き出しはセーターやトレーナーなど冬物。真ん中の引き出しは下着や靴下、小物類など。真ん中扉部分は本棚として、上部収納部分は予備収納として、メインになる飾り棚は魅せる収納として、ガラスの棚板を使用したり、アクセントとなる扉を設けたりしてあります。間仕切り収納ですので、反対側の部屋にもそっくり同じ機能の収納があります。

もちろん外側のデザインにもこだわって、一見すると白に見えますが、オフホワイトをベースにしてあります。扉や引き出しの小口にはタモ材を貼り合わせ、フレーム感を演出。内部の飾り棚や左側の壁部分は、県産材の杉板を白色に染色塗装して、柔らかな空間を作ってあります。

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