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車好きな人が車検の度に乗り換えをする様に、家具好きな私は家の家具を度々入れ替えます。今回は2年程使ったテレビ台を新しく作り替えました。テレビ台などは壁面収納の一部として、壁に飲み込ませた造り付け家具の方が美しいのですが、空間にアクセントを持たせたいのと、入れ替えも容易なので、置き家具方式のテレビ台が私の好みです。

今回製作したテレビ台、杉の板目材を白く染色塗装したものと、オーク柾目材をグレーに塗り潰し塗装した2種類の材料で作ってあります。塗装について簡単に説明すると、染色塗装とは木目が浮きだす様に透明水彩系の塗装、塗り潰し塗装とは木目が見えない様に不透明水彩系の塗料です。木目を見せて木の雰囲気を味わう場合や、木目を潰して無機質な感じにしたい場合など、同じ色でも2種類の選択ができます。

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このグレーの扉、装飾をイメージしてモールディングをしてあります。それだけでグッと雰囲気が違って見えます。左側の長細い扉は引き出しでは無く、昔の下足箱をイメージして跳ね上げ式の扉です。

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