スリランカに到着して直ぐに屋台の氷入りのミックスジュースを飲む。飲んだ瞬間お腹がぐるっと鳴り「やばいかな?」と思いながら全部飲む。30分後に酷い下痢になり何度もトイレに行き身体が衰弱。様子をみてタクシーでホテルに帰還。水を沢山飲んで3時間程でなんとか復活。

翌日は南に200キロ程バスで移動してゴールの街へ。ここは世界遺産にもなっていてオランダが作った要塞を核にしてヨーロッパの街並みが広がっている。

そこから鉄道に乗り毎日ゆっくり北へ移動。未だに蒸気機関車が走っている。(恐らく貨物用)そして鉄道の旅に憧れてたけどめちゃくちゃ遅い。30キロ進むのに2時間は掛かりエアコンは無し。でも窓や出入り口を開けっ放して走るので風が気持ち良かった。

他にもテュクテュクやバスを上手く使ってローカルな目的地に行く毎日。

今回の旅の目的はジェフェリー・バワ(スリランカの建築家)の建築を巡る旅。全部で9カ所見て周る。そしてバワと言えば高級ホテルの設計が得意。物価が安いスリランカでもバワのホテルは1泊10万〜と言うのが普通。

その中で「ザ・ブルーウォーターホテル」のデラックスタイプなら1泊2万8千円で泊まれるので1泊だけ贅沢に宿泊。フロントで「バワの建築を勉強しに来た」と伝え、私の資料を見せるとマネージャーが出て来て1時間程ホテル内を一緒に廻って説明してくれ、部屋もアップグレードされてた。

本当にホスピタリティも設えも最高のホテルで、次からの旅では一泊だけ高級ホテルに泊まろうと強く思った。

そこからまた北に移動してコロンボの街にあるバワの自宅だった「No11」の見学。こちらは中古の住宅をバワの設計でリノベした家で私の大好きな「インテリアデザイン」が主役。しかもミッドセンチュリーのデザインで(この建物は1959〜のデザイン)室内にはミースのバルセロナチェアに感化されたのかな?または逆か?と言う椅子があったり、サーリネンのチューリップチェアが何脚もあったりで大興奮。そして家具や調度品、カーペットなどの配色や配置がめちゃくちゃ上手い。

ずっと私がやりたい「足し算のデザイン」でここまで調和出来るのか!とヒントをもらった。(引き算のデザインの場合、美術館みたいにモノを減らして構成するとスッキリした空間ができる。その逆は本当に難しい)