小4と日本文学

昔から、本を読むのが好きな子どもでした。

小学4年生のときのこと。
私は、ある作品集に出会いました。

著者は、『人間失格』や『斜陽』で知られる太宰治。
その表題は、どこか人間の陰を匂わせます。

初めは、ほんの少しの恐いもの見たさからページを捲りました。
当時の私には腑に落ちない箇所、理解の及ばない部分もありました。
それでも、夢中になりました。

彼の作品は、人の弱さや繊細な心、暗黙のタブーを敢えて描き、
物事の核心を容赦なく突いてきます。
全身全霊で執筆した気概が感じられます。

これほど素直に、赤裸々に表現できることが不思議でした。
そして、強い人だと思いました。

素直に自分をさらけ出すというのは、簡単なことではないはずです。
あれから10年以上経った今でも、太宰治は私の大好きな作家です。

私は、これから色々な物事を学んで、それを形にします。
表現して、伝えます。
太宰治の作品に見られるような気概と柔軟性を持って
ものづくりに取り組んでいきたいです。

以上、家具職人見習いの鈴木でした。
これからも、どうぞよろしくお願い致します。

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