こんにちはハヤシ製作所のツカサです。
今日は昨日に引き続きこだわりの道具をご紹介します。
今回ご紹介するのは紙やすりの当て木です。
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名前を聞いても画像を見てもピンとこない方が多数いらっしゃると思いますが、ちなみに使い方はこんな感じです。(笑)
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家具製造の仕上げ作業では、角の面取りを紙やすりで行ないます。手が触れるとこなどは特に丁寧に仕上げる必要があるので、この当て木を使用して行ないます。当て木を使うことで、均一で綺麗な作業をすることが出来ます。言ってしまえばこの当て木は手におさまるサイズの木片なら何でもいいのですが、ハヤシ製作所ではウォールナットとメープルの端材を使用しています。色の違いで紙やすりの目の粗さの違いを区別しやすくしているのと、硬さの違う木材を使用することで作業にどう影響するかという実験も兼ねてこの2つの樹種を選んでみました。こんな道具でも自分で作ることによって愛着が湧き、とても気持ちよく作業することが出来ます。