卵の箱

高岡市に事業所を持つ〝仁光園〟さんのブランディングをお手伝いさせてもらった。
富山県産のお米を主食とした鶏の卵〝米寿の卵〟を出張展示会で美しく魅せる依頼だ。

この米寿の卵、餌や飼育方法にとてもこだわっているので、食べるとご飯を何杯でもおかわりしたくなる美味さだ。

卵を木箱に入れて運びそのまま展示したい、とシンプルなデザイナーからの要望だが、そのままシンプルに表現してしまうと単純さが見えて、せっかく高価な卵が安っぽく見えてしまう。

材質は無節の杉板、それをギリギリの薄さまで製材し、昔からある鉄丸釘で箱を作る。半年もするとこの釘が錆びて、いいアクセントになるはずだ。

上段には卵を個々に綺麗に魅せるため、細かい仕切り板をはめ込む。この仕切り板、小口を斜めにカットしてある。板の厚さを目立たせないための工夫だ。

デザイナーもこの木箱をとても気に入ってくれて、箱のロゴマークをシルク印刷したりと、卵同様でとてもこだわりのある木箱になった。
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