スーツケース

何気なく買い物をしていると、迷彩柄のスーツケースに目が止まった。

そう言えば20歳の時に買った大きなバッグパック、使いこまれて所々綻んできている。
そして海外の道路事情も昔に比べて格段に良くなっているので、スーツケースが欲しいのを思い出した。

そのスーツケースには〝ACE〟と書かれている。
僕らが中学生の時に一世風靡した、マディソンスクエアガーデンのスポーツバッグのブランドであり、
スーツケースでも有名な安心ブランドだ。

気になる価格も1万円程なので、更に欲しくなってくる。
迷彩柄は特別好みでは無いが、傷や汚れが目立たず空港のベルトコンベヤーでも認識しやすい。

デザイン、使いやすさ、価格、アフターサービス等、全ての条件がそろってしまったので久々の衝動買いをした。

余談だが、旅なれた友人達に聞くとスーツケースはキャスターが壊れやすいので、アフターサービス等も考慮して少し高くても名のあるブランドを買った方が良いらしい。私の作っている家具も、当然アフターサービスを行なっているので、ブランドとはそう言う事を持ってブランドと言うんだろう。

空のスーツケースを持って帰宅した後、チャックを開けて中に入れるモノを想像してみる。そしてニヤリとしながらスケジュール帳の確認もする。 IMG_2918

冬の準備

風が冷たい季節になりマフラーを用意した。
これから当分は、大好きな自転車や魚釣りともしばしのお別れだ。
そして工場の薪ストーブの整備と掃除をキッチリ終わらせ、今年も大変な薪の運搬作業を始める。

今年も薪屋さんで1トン買う。しかし面白いのが重さを図るモノが何も無く、見た目の容積で1トンを決める事だ。
薪を水と同じ比重で冠山し、1メートル×1メートル×1メートル=1M立法 なので、1トンと言う具合だ。

私が買っているのは、切ってから3年以上乾かしてある乾燥薪なので、当然水より比重が軽い。
しかも家具職人の私は薪屋さんよりも木に詳しいので、笑顔で冗談を交えながら論破してみる。

と言うか論破する前に薪屋さんが大サービスしてくれるから、毎年そこで買うのだ。

1トンと聞いて普通の人は全くピンと来ないと思うが、軽トラックの最大積載量は350キロだ。
軽トラックにこれ以上積めないくらいで推測350キロ。法廷遵守で3往復しなければならない。

この運搬作業を終えないと、厳しい冬は乗り越えられない。

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日本木工機械展

名古屋までバスに揺られて3時間半、日本木工機械展を見に行って来た。

会場に入ると撮影禁止の看板が沢山あり、〝隠す程のモノならば発表しなければ良いのに〟と、秘密主義の日本社会に少し毒ついた。

予想通りのコンピュータ制御の機械がそこかしこに展示してあり、価格も数千万〜億と職人には縁の無い機械がズラリと並んでいる。そういう機械をすっ飛ばしながら、何か良い機械はないだろうか?と会場の隅々まで歩く。

何の変哲も無い昇降盤に違和感を感じ、足を止めてみる。

そして待ってましたと言わんばかりに営業マンが話しかけてくる。

〝こちらの昇降盤、機能は普通ですが もしも刃に触れた場合に、5/1000秒で刃が止まり、下に刃が収納されます〝
と、話しかけてくる。よくわからないが、どうやらすごいらしい。

営業マンも口では伝わらないのを解っているらしく、〝ソーセージを指に見立てて、刃に触れて見た動画がこれです!〝と見せてくれる。

本当にソーセージが刃に触れた途端に回転が止まり、刃が隠れてしまった!ソーセージには少しのかすり傷だけ。

車で言うならエアバッグみたいものですわ、との事。

今迄は危ないから気をつけられ!と言う時代だったが、どうやら新しい時代の幕開けのようだ。IMG_2914