尚美展

高岡工芸高校の作品展〝尚美展〟に行って来た。
木工コースの作品を見させてもらったが、どれも高校生が作ったとは思えない位、手の込んだ作品ばかりだ。

ここまで手の込んだ作品を作るには、指導者がしっかりしていないと何も始まらない。
先生ともお話させてもらったが、ちゃんとビジョンがあって指導しているのが伝わってくる。
人にモノづくりを教えるのが下手な私は、頭が下がるばかりだ。

今回の作品展で1番のお気に入りは、3年生の女子が作ったロッキングチェア。
アメリカのシェーカー家具のカタログに写っていたロッキングチェアを再現したそうだ。
図面も多少あったらしくスケールがインチなのをセンチに直し、細かい所は目測したりと作業に取り掛かる前から色々大変だ。

そしてパーツ点数も多く、丸い部分も沢山あるので旋盤作業も増える。
ロッキングチェアなので堅牢に組まないと、使っている時に壊れてしまう。
いつも身体が密着するモノなので、ツルんとした肌触りも必要。
色々と考えるだけで、課題が山積みになる。

それを4月から着手して一昨日完成したらしい。本当にこれを作りあげた彼女と指導者に脱帽だ。
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古道具

IMG_2908半年に一度程、古道具やさんに足を運んでいる。
そこには古い家具や道具など様々なモノが整然と置かれ、ゆっくりとした時間が流れている。
そして本来の役目を終えた道具などは、新しい価値を見出され一つ一つ丁寧に飾ってある。

一通りの品を見終わると、店主が話しかけてきた。

〝デッドストックの建具用のハンドルや錠があるけど、どうですか?〟

と、奥の方からゴソゴソと取り出して来る。

トイレ用の錠付き握り玉のハンドル。〝使用中や空き〟など、キリッとした書体で書いてあるのが昔懐かしさを感じさせる。

そして建具用の鍵とシリンダー、今ではこんな鍵を使う事が滅多にない。たまに鍵だけをアクセサリーとして使っているのを見かけるが、シリンダーもそろっているので、普通に使える。

内鍵用のカマ錠もついでに欲しくなってしまい、色々購入した。

いつの日かこの金物を使う事があるだろう。
その日まで我が家でまたデッドストックの日々になる。