角椅子

こんにちはーハヤシ製作所のツカサです。
こだわりの道具に続いてうちの工場で使っている、角椅子を紹介します。
うちの工場で使っている作業台は立って作業する事も考えて、一般的なテーブルより少し高めに作ってあります。なのでそれに合わせて椅子も少し高めになっています。そしてその高さ寸法を基に座面寸法や貫の位置を決めて製作してあります。
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全体のフォルムは世界的に美しいとされている黄金比を用いています。ちなみに黄金比とは1:1.6、約5:8の比率でパルテノン神殿や、モナ・リザに使用されている比率です。脚材をつなぐ下の方の貫と言われる部材の高さは日本で馴染みのある白銀比を用いてあり、内側の長方形の空間が1:1.41の比率になっています。白銀比は主に日本建築やA4の用紙サイズの比率です。
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仕上げは塗装をしてからエイジングと言う加工を施し、使い込んだような風合いにしてあります。表面の装飾はなんと1つ1つ手書きでカリグラフィーと言う、西洋書道のようなものです。個人的には、この装飾がハンコのようでお気に入りです。何気なく毎日使っている椅子ですが、使いやすさや見た目の美しさにはちゃんと理由があるんですね♪( ´▽`)

工場見学

ハヤシ製作所の林です。

去年位から沢山の方が工場見学に来てくれます。しかも若い女性が圧倒的に多いです。今週だけでもう3人も訪れていただき、就職活動やいろいろな面で大人気のハヤシ製作所です。今日来ていた女の子は、春から家具の専門学校に入学して木工をもっと勉強したい!と言ってるガッツのある女の子で、色々と話をしながら盛り上がりスッカリ弊社のファンになってもらいました。こんなやる気のある子に訪れてもらうと、めちゃくちゃ元気がもらえます。逆にやる気の無い子が工場見学に訪れると、こちらの元気を全て奪われてしまいます。

今日は沢山元気をもらったので、とても気持ち良く仕事出来た一日でした。

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こだわりの道具

こんにちはハヤシ製作所のツカサです。
今日は昨日に引き続きこだわりの道具をご紹介します。
今回ご紹介するのは紙やすりの当て木です。
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名前を聞いても画像を見てもピンとこない方が多数いらっしゃると思いますが、ちなみに使い方はこんな感じです。(笑)
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家具製造の仕上げ作業では、角の面取りを紙やすりで行ないます。手が触れるとこなどは特に丁寧に仕上げる必要があるので、この当て木を使用して行ないます。当て木を使うことで、均一で綺麗な作業をすることが出来ます。言ってしまえばこの当て木は手におさまるサイズの木片なら何でもいいのですが、ハヤシ製作所ではウォールナットとメープルの端材を使用しています。色の違いで紙やすりの目の粗さの違いを区別しやすくしているのと、硬さの違う木材を使用することで作業にどう影響するかという実験も兼ねてこの2つの樹種を選んでみました。こんな道具でも自分で作ることによって愛着が湧き、とても気持ちよく作業することが出来ます。

玄能(げんのう)の柄

ハヤシ製作所の林です。

昨日の夜、テレビでデザイナーの佐藤卓さんが日本の玄能の柄について、使い方によって持つ所を変えれるデザインなので素晴らしいと言ってました。私も玄能をよく使いますが、正確に打つ場合は短く持って、力をかけたい場合は長く持つ、当たり前の様に使ってますが便利な道具です。

私が使っている玄能の柄、自分で作ってます。右の黒い方は長さが通常のモノより3センチ長く、とても堅いブラジリアンローズウッド製で力をかける作業向きです。

もう一つは通常の長さで、普段使いのアメリカンチェリー製。こちらは粘りのある木材なので、長時間使っても疲れません。柄の部分に象嵌をはめ込んだりして、アクセントをつけてあります。

画像に写っているカンナは、玄能の柄を削る為に作ったカンナです。よく見ると湾曲してます。こうやって、自分が使いやすい様に道具を作ったり、修正かけたりしながら毎日仕事しています。

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鉋台

ハヤシ製作所  昨日の鉋がけで今日は筋肉痛の林です。

カンナネタでもう一つ、カンナは台で切れ!なんて修行時代に親方に言われてたのも思い出しました。刃を真っ直ぐ研ぐ所から始まり、カンナ台の下側を真っ平らに削ってから下端修正をします。仕上げカンナの場合は下端の上側を0.3ミリ位落とさないと切れるカンナは出来ません。たまにテレビなどで大工さんがシュシュっってカンナがけしてますが、あれはものすごく切れる刃としっかり下端修正された台があっての事です。なので、そのカンナを借りれば素人でもある程度は削れてしまいます。この切れるカンナを作るのに、大体7年位かかると言われています。

これが私の使っている仕上げカンナ。親方から独立する時にプレゼントされたモノです。親方が自分用に買ったけど使わないからやるよ!てな感じで値札のついたままもらいました。思い出があるのでこの値札はがせまん。

 

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タモ耳付き一枚板鉋がけ

ハヤシ製作所の林です。

今週は大きなテレビボードを製作してます。今日はタモ耳付き一枚板の鉋がけ作業です。

長さが4メーターもあるので一気に削るのがとても大変。修行時代、親方に鉋がけを教わってた時に鉋は腹で引け!と言われてたのを思い出し、あの頃は何を言われているのかサッパリわかりませんでしたが、今はハッキリわかります。めちゃくちゃ腹筋を使うんです。そして10分位で刃の切れ味が落ちるので、研ぎ作業をします。これが地味に腕と指の力を奪っていきます。

クタクタになりながらも、美しい一枚板が削り上がりました。

 

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掃除

ハヤシ製作所 林です。

今朝はちょっとだけ時間の余裕があったので、工場の大掃除をしました。毎日掃除をしていますが、隅々迄は行きとどいてないので、不定期に大掃除をしています。恐ら一月に一回以上はしている感じです。

天井の蜘蛛の巣や埃を落として、壁の埃もはらって、床をはいてと、ここ迄で30分位かかります。後は窓ガラスを拭いたり、機械を綺麗にしたりと、合計1時間半位かかります。けっこう真剣にするので、クタクタになって30分休憩したりと、

時間はかかりますが、綺麗な工場で作業するのは気持ちが良いので、習慣になってます。

 

ではまた。

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